ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

ひとりごと

50歳、「もうひと花」なんて必要ない

デジタルで雑誌をパラパラと読んでいます。 50代向け雑誌eclatの「50代から自由になる女たち」特集で稲垣えみ子さんの言葉が胸に響きました。 「もうひと花」なんて必要ない。ここまで来ただけで充分咲いているんです。 「自分にはこれができる」の「これ」…

日本を背負って立つ人助け。

地元のドイツスーパーで買い物中、やけにわたしを見ている白人女性がいました。 何だろう?同年代みたいだし、誰かのお母さんだったかしら? 175cmはあろうかという高身長だから印象に残ってるはずだけど覚えはなし。。。 バッチリ目も合ったものの、ハロー…

2023年私がハマったNetflix ドラマ

冬時間になり、そろそろ年末モードです(早い?) Netflixで今年ハマったドラマ ベストスリー(順不同)を振り返りました。 令嬢アンナの真実 いやー、アッパレ、お見事。というのが正直な感想(最終的には逮捕されますが)。 実話に基づいているというのだか…

家を合法的に取り戻したいと話したガザの少年は今。。。

10年以上前だったかと思いますが、確かアルジャジーラ*の英語放送でたまたま視聴したドキュメンタリー。 パレスチナのレポートでした。 もともと住んでいた家からイスラエル兵に突然追い出され、親族の家で身を寄せ合って暮らしている家族。 その10歳くらい…

謎にアジア食材充実のドイツスーパー、EDEKAで買ったもの

ドイツのチェーン展開のスーパーの中でも高級系のEDEKA。 我が家の近所のお店は一体どうして???と不思議になるくらい、アジア食材が充実しています。 日本酒いろいろ、わさびや寿司用お醤油はメジャーにしても、みりんや柚子系の調味料、ラー油まで。キッ…

ガイジンって、ほんと素直に謝らないのね、と実感した日。

海外暮らしの注意の定番としてよく言われること。 「交通事故などの現場で迂闊に「すみません」と口走らないこと!!自分の責任を認めたことになり、その後の交渉で不利になる」 まあ、このような現場に遭遇することは滅多にないですが、先日、職場で「…オイ…

引き裂かれていたアビの応援旗。学校の塩対応に更に悲しくなる

日本でいうと高校卒業にあたる年、卒業試験と大学入試資格を兼ねたようなAbitur, 略してアビがあります。 ドイツの習慣で、アビの生徒の親は応援旗=アビプラカートを準備し学校に掲示します。 布にイラストや応援メッセージを手書きしたり、ネットオーダー…

意外に楽しい3年日記、継続中

日本で購入してきた3年日記、3年目に入っています。 1日分のスペースは数センチ四方。日記というよりは、備忘メモ、という感じですが、これ、案外私には合っていました。 去年の今頃こんな家電を買った、花を植えた、こんな料理を作ってみた、映画を観た。。…

気分転換の買い物が気分転換にならないドイツ。。。必殺技は「無言凝視」

ここのところ、買い物といえば「買い出し」ばかり。 不穏な情勢のために有事に備えた保存期間の長い食料や生活必需品の買い物です。 けれど、たまには自分のための買い物をしよう! と決心し、ショッピングモールへ。 久しぶりにスカート履いてオシャレめに…

コロナ政策への抗議行動?単なるおふざけ?マスクをぶら下げられた街路樹

近所の住宅街を歩いていたら、街路樹がこんな風に… さらに近寄ってみましょう… 使用済みと思われる、少しくたびれたマスクが何枚も引っ掛けられています… これはコロナ関連の制約への抗議行動? マスクを道に捨てる人への嫌味? 単なるおふざけ? …その全て…

安定の塩サービス、ドイツの美容院

ほぼ5ヶ月ぶりに髪を切ってきました。 ショッピングセンターの中にあるドイツ美容院で、シャンプー&カットのパック料金、 31.50ユーロ。ブローはセルフでぱぱぱっと乾かすのです! 前回は日本で切ったのでドイツ美容院は久しぶり。忘れておりましたが、安定…

セクハラ?チャーミング?トラックドライバーから投げキッス

やや郊外の、商業施設や建築業者用の資材屋などが道路沿いに混在する道を車で走っていたところ、上下1車線の道にトラックが止まり片道走行になっていました。 私は停止して、反対車線の車が途切れるまで先頭で待っている状態。 そして私の右側の資材屋から大…

今年のモットー「七割満足、大満足」

数年前までは「今年の目標」のようなものを立てるのが大好きで、これをしたい、あれをしたい、こうしなきゃ、ああしなきゃ。。。と行動目標をアレコレ書き出していました。 ですが、「行動」といっても、なかなか制限がある昨今、より意識するようになったの…

「学ばない夫」が学んでくれた!じゃがいも問題

夫は、週末にときどき料理をしてくれます。 シュニッツエル、ステーキ、チキンのオーブン焼きなど。 付け合わせはたいてい「じゃがいも」ということになるのですが、夫、毎回1.5kgとか2kgの大袋を買ってくる。大袋、というか、イモが主食のこちらなので当然…

日本語クラスで実感する、生涯学習の難しさ

私の母は80歳を過ぎました。 年齢なりに不調や骨折、手術などは経てきたものの、幸い心身ともにしっかりしており、今もある文化系の趣味のサークルを月1−2回楽しんでいます。 その母が言いました。 『この間、地域の新聞を見てたら同じ趣味の別のサークルの…

っっったく、図々しいんだよっ。

金曜の午後、キッチン用品やインテリア用品の雑貨屋さんでお買い物をしました。 クリスマスでキラキラ、賑わう店内。 レジで並ぶのは覚悟の上です。 スーパーもクリスマスのシュトレンでいっぱい。 レジにはチェックアウト中の人、私の前に一人、そして私。3…

夫が学ばないのは万国共通らしい

夫が寒い小雨の中、サイクリングに出て転倒して腕の靭帯負傷。 処方箋の痛み止めを、私が薬局に受け取りに行きました。 雑貨屋さんもすっかりクリスマス。 今年はこんなスモーキーパステルのリースにしようと思ってます。 薬剤師のおばちゃんが数種類の薬を…

世界アンケート結果で納得、私のドイツ生活に欠けるものは日本人の幸福感第一位だった

時々、ひろゆきさんのyou tubeをBGMとして聞き流しています。 フランス在住のひろゆきさんがありとあらゆる事象についておしゃべり、というか、忖度ナシでバッサバッサと斬っていくのが面白いのですが、ある日こんなことを言っていました。 「日本人は食べ物…

小さな村ですれ違う私にも名前を紹介。ドイツのママは名前を無くさない

通勤ルートの高速が工事、迂回路でたまたま通り抜けた葡萄畑の中の小さな集落が可愛いかったので帰宅途中に寄り道をしました。 木組みの家並みを歩いていると、可愛いブルーの花柄サマードレスを着てキック式の自転車に跨った姉妹らしき女児2人とママさんが…

「日本のバイクはぶち壊す」と堂々と家に掲げる無神経さに辟易

高級住宅街をお散歩中にふと目に飛び込んできたガレージのサイン。 「ハーレー(ダビットソン)駐車専用。日本のバイクは破壊されます」 体内の血が逆流するような憤り。 「ドイツはホロコーストの反省から人種差別には非常に敏感」と言われ、日本でも「真摯…

滞在年数が長くなるほど日本モノに固執するのは心の平安のため、とつくづく思う最近。

海外に住み始めた頃、滞在年数が長い大先輩の方々が日本人同士でやたら仲良さそうだったり、病院や美容室も日系にこだわったり、薬や美容品も日本製品にこだわるのを不思議に思っていました。 .....十数年以上住んでいるのに、なんでそんなに日本に固執する…

レットバトラーも45歳でミッドライフクライシス

先日、久しぶりに「風と共に去りぬ」を読み返していました。 最後にレットがスカーレットに別離を切り出した時のセリフ。 「スカーレット。俺ももう45だ。45といえば、若い頃は馬鹿にして気にもとめなかった親類付きあいをしたり、名誉を求めたり、一身の安…