ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

全身麻酔で危険な目にあった私には歯医者の部分麻酔も恐怖。

はちみつやチョコレートを食べると、上奥歯に刺す様な痛みが走るようになりました。

歯には割と気を使っているほうで、2月に定期検診にいったばかりなのに、まさか虫歯?

 

しばらく様子を見た後、予約して診察すると。。。しみる部分が初期の虫歯とのこと。

午前に診察してもらい、ラッキーなことにその日の夕方処置をしてもらえることになりました。

 

が! 部分麻酔が私には恐怖。

20年ほど前、イギリスで受けた手術で全身麻酔をした際、ショック状態になり血圧低下、死にかけたことがあるのです。

 

 

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これまでその歯医者さんで2回、虫歯の処置をしてもらったのですが、1回目は部分麻酔が効きすぎて怖い思いをしました。

麻酔をした左半分の口元だけいかりや長介の似顔絵のようにひん曲がり(この比喩がわかるのは昭和の人???)、2-3時間で麻酔が抜けるといわれたのに、半日元に戻らなかったのです。

で、2回目の処置の前にその旨説明し、弱めにしてもらったところ明らかに1回目よりも穏やかな反応で済みました。幸い、その女医さんも「そういうこと知らせてもらうと助かるわ」と親切な対応で、ああ、これなら今後も安心、とホッとしました。

 

今回、その歯医者では3度目でしたが、初めての先生。

なのでまた説明しました。”1度目は反応が強かったので2回目は弱くしてもらったら大丈夫でした。麻酔に敏感なようなので、通常より弱めにお願いします。”

そういうことって、カルテに書いてあるものかと思ったのですが、おそらく記録されていなかったんですね。

すでに注射針を手にしていた先生は ”あ、そうなの?” と少し驚いていました。

そして麻酔を打ってしばらくしてチェックしながら ”そうだね、君は効きが早いみたいだね” と。はあ、ちゃんと話してよかった。

いかりや長介にはならなかったものの、歯茎と頬の麻痺しているような感覚がやはり6-7時間くらい続きました。

 

私は典型的な日本人女性のサイズ、やや痩せ気味。

また、アジア人には総じて欧米の薬が強すぎると聞きます。

ましてや麻酔はかなり強い負担が体にかかるはず。

 

とはいえ、麻酔が弱すぎて切り裂く痛みを感じてしまうのも怖い。。。

歯医者さんくらいなら、効きすぎても効かなくてもサバイバルはできそうですが、怖いのは不意の緊急手術。”麻酔で死にかけたことがあります”と説明できるくらいの時間があってほしいものだわ。。。