「電子書籍なんで読んでも頭に入ってこない、私には合ってないわ」と、つい4-5年前まで思っていました。
ところが、Dマガジンで日本の雑誌を購読したりするうちに慣れてきたのか、どうしても読みたい本を購入するように。
そして昨年末、kindle端末paperwhiteを入手して以来、完全に「沼」にハマりました。
今年読んだのはマンガも含めますが実に143冊(履歴がチェックできます)、1ヶ月30冊以上のペースです。
ただしkindle本は誰でも出版できるだけあって紙の本より短めで内容が薄かったり、タイトルだけ面白そうで「え、肝心なところが全然深堀されてないのにこれで終わり!?」というようなことも多々あります。逆にやたらと冗長な時はつまらないところはどんどんすっ飛ばしていくので143冊といっても1日1時間程度の読書です。
特に面白かったのは、偶然ですが結果的にやはり紙でも出版されている本でした。
他に読んだジャンルは。。。
山での遭難ルポルタージュ(御岳山噴火、雪崩、道迷い、天候遭難、山岳救助隊など。主に山と渓谷社)
人を襲う熊について(アイヌのマタギのインタビュー本、マンガ「マタギ」など)
企業マンガ(チロルチョコ、ローソンスイーツ商品開発)
介護マンガ(日本の両親は自立して暮らしてくれていますが、友人がちらほら介護にかかわり始めたので理解したいと)
タイの売春地帯、タイ女性に沈没した日本人男性のエッセイ・小説、ルポ(学生の頃、純粋にタイが好きでバックパッカーをしていたのですが、時々出会った長期滞在の日本人男性はどんな感じだったのか興味があったので)
国際協力関係(アフリカ、ネパール、バングラディシュなど)
海外生活本(バックパッカー、ノマド、国際結婚、駐在妻、熟年留学、熟年旅行記、インド、フランス、マレーシア、マカオ、タイミャンマー)
秘境探訪マンガ(中国少数民族、世界で一番寒いベルホヤンスク、恐山イタコ口よせ体験、など)
一部を並べただけでもまさに「乱読」といった感じですね。
マタギとか遺品整理屋とか、その職業の人と直接の知己になることは一生ないだろう人の話、また一生訪れる機会のない国の話など本を通じて擬似体験しています。
読めば読むほどズブズブと関連ジャンルへと…楽しく底無し沼にハマっていっています。