ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

モンブランへの執念 マロンクリームを手作りしたけれど。

秋といえば、芋、栗、かぼちゃ、ですが…。

ドイツには意外なことにこれらのスイーツが少ないのです。

 

 

特に私が恋しいのが栗スイーツ、クリームたっぷりのモンブラン

お隣の国おフランスモンブランやらマロングラッセがあるのに、ドイツったら…。

 

先日、知る限りで唯一モンブランを置いている(それも秋の限定期間のみ)フランス系の強気なお値段のケーキ屋さんで一つ7.8ユーロもする小さなモンブランを買ってきたのですが…

大ハズレでガッカリ!

 

モンブランといえば、あの濃厚な甘ーいマロンクリーム目的ですよ。そう、イメージはあのおフランスのアンジェリーナのモンブラン

ところが購入したのは、スポンジ生地の中にチョコクリーム、りんごのキャラメリゼ、普通の白い生クリームと層になっていて、1番上に直径3センチくらいのマロンクリームがちょこん、と乗せられているのみ。トッピング、とも言えないくらいのわずかな量、ただのお飾り。

数年前は普通にモンブランだったと思うけど、どうしちゃったのよ。

リンゴなんかいらんー!チョコクリームでカサ増しするなー!いくら材料費高騰でも、これはモンブランじゃなーーーーーい!

ワクワクして奮発したので、ガッカリを超えて怒りすら…食べ物の恨みは怖いんですよ(笑)

 

で、この憤懣やるかたなく作ることにしました。

地元のスーパーでは栗クリームなんて小洒落たものはなく、剥き栗の真空パックを買って、クリームからインスタントポットで手作りですよ…はあ…

 

 

 

 

アンジェリーナ風を目指そうかとも思いましたが、クリーム作った時点で力尽きてメレンゲとか作るのが無理、と、作り慣れたロールケーキにすることに。

 

…なんとこれも無念の作。

栗がとにかく苦い!
調べたレシピ通りに、紅茶のティーバッグ、ラム酒、バター、そしてお砂糖たっぷりで圧力調理。最後に生クリームを少し。

ブレンダーで混ぜるまではウキウキだったのですが、ぺろっとひと匙味見したら、後味が顔をしかめるほどの苦さ!

一体何がいけないのやら。

落ち込みすぎて原因追及はしておりません…

 

生クリームと合わせればなんとかいけるかな、と、ロールケーキ巻き巻きしました。

 

 

 

 

伊達巻きにしか見えない 笑

 

…ギリギリ「ビターな大人の味」と言えないことないのですが、イメージのアンジェリーナには程遠く…

 

 

 

 

 

今日は少し遠くの高級スーパーでボンヌママンのマロンクリーム(ジャム)を見つけて買ってきました。リベンジなるか⁉︎

 

 

驚きエピソード連続だったドイツでの子育て記録。

Kindle Unlimitedですのでご一読いただければ嬉しいです♪