秋といえば、芋、栗、かぼちゃ、ですが…。
ドイツには意外なことにこれらのスイーツが少ないのです。
特に私が恋しいのが栗スイーツ、クリームたっぷりのモンブラン。
お隣の国おフランスはモンブランやらマロングラッセがあるのに、ドイツったら…。
先日、知る限りで唯一モンブランを置いている(それも秋の限定期間のみ)フランス系の強気なお値段のケーキ屋さんで一つ7.8ユーロもする小さなモンブランを買ってきたのですが…
大ハズレでガッカリ!
モンブランといえば、あの濃厚な甘ーいマロンクリーム目的ですよ。そう、イメージはあのおフランスのアンジェリーナのモンブラン。
ところが購入したのは、スポンジ生地の中にチョコクリーム、りんごのキャラメリゼ、普通の白い生クリームと層になっていて、1番上に直径3センチくらいのマロンクリームがちょこん、と乗せられているのみ。トッピング、とも言えないくらいのわずかな量、ただのお飾り。
数年前は普通にモンブランだったと思うけど、どうしちゃったのよ。
リンゴなんかいらんー!チョコクリームでカサ増しするなー!いくら材料費高騰でも、これはモンブランじゃなーーーーーい!
ワクワクして奮発したので、ガッカリを超えて怒りすら…食べ物の恨みは怖いんですよ(笑)
で、この憤懣やるかたなく作ることにしました。
地元のスーパーでは栗クリームなんて小洒落たものはなく、剥き栗の真空パックを買って、クリームからインスタントポットで手作りですよ…はあ…
アンジェリーナ風を目指そうかとも思いましたが、クリーム作った時点で力尽きてメレンゲとか作るのが無理、と、作り慣れたロールケーキにすることに。
…なんとこれも無念の作。
栗がとにかく苦い!
調べたレシピ通りに、紅茶のティーバッグ、ラム酒、バター、そしてお砂糖たっぷりで圧力調理。最後に生クリームを少し。
ブレンダーで混ぜるまではウキウキだったのですが、ぺろっとひと匙味見したら、後味が顔をしかめるほどの苦さ!
一体何がいけないのやら。
落ち込みすぎて原因追及はしておりません…
生クリームと合わせればなんとかいけるかな、と、ロールケーキ巻き巻きしました。
伊達巻きにしか見えない 笑
…ギリギリ「ビターな大人の味」と言えないことないのですが、イメージのアンジェリーナには程遠く…
今日は少し遠くの高級スーパーでボンヌママンのマロンクリーム(ジャム)を見つけて買ってきました。リベンジなるか⁉︎
驚きエピソード連続だったドイツでの子育て記録。
Kindle Unlimitedですのでご一読いただければ嬉しいです♪