ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

読書

50歳、「もうひと花」なんて必要ない

デジタルで雑誌をパラパラと読んでいます。 50代向け雑誌eclatの「50代から自由になる女たち」特集で稲垣えみ子さんの言葉が胸に響きました。 「もうひと花」なんて必要ない。ここまで来ただけで充分咲いているんです。 「自分にはこれができる」の「これ」…

読書:50代からの生き方のカタチ:心がけたい「かきくけこ」

kindle unlimitedのおすすめで出てきた本。 50代からの生き方のカタチ・関西大学ジェネラティビティ研究センター さまざまな分野での諸先輩方の女性が自身を振り返り50代の女性たちへのアドバイスやエールを送ってくれます。 特に印象に残ったのが舞踊家の…

読書:硫黄島で米軍と直接交渉して多くの命を救った陸軍軍医の手記

読書『玉砕の硫黄島に行きた 混成第二旅団野戦病院』 :野口巌 第二次大戦末期の硫黄島、本土からの援護もほとんどなく玉砕する部隊が多い中、万国赤十字条約を根拠にアメリカ軍と英語で交渉して多くの部下と負傷兵の命を救った陸軍軍医の手記です。 硫黄島…

読書:50歳で初就職、63歳でダンスチーム、80歳でピアスデビュー。大先輩のエッセイから学ぶ

諸先輩のエッセイがやたらと目につき、面白そうだなと思ったらいろいろと読んでいます。 印象に残った3冊。 『85歳のチアリーダー』 2017年出版 離婚後、50代でアメリカ留学。試験前には先生に「私はネイティブでないのでハンデがあります。試験時間を余分に…

読書:日常にある危うさと、上流階級の日常と、バブル時代の高級お寿司やさんと。

読書は大好きで常に何かしら読んでいるのですが、何せ記憶力が頼りないアラフィー。 読み終わってしばらくすると「あれ、面白かったんだけど、どんな話だったっけ?」と、果たして読んでいる意味があるのかというくらい、覚えていないことが多くなってきまし…

読書『戦争は女の顔をしていない』 独ソ戦に従軍したソ連女性兵士たち

知人のおすすめで気になっていたこちらの本、Kindle unlimitedに入っていて即ポチしました。 第二次大戦中、熾烈を極めた独ソ戦線。 100万人を超える女性が看護婦、軍医、そして銃を放ち爆撃をするパイロットなど、武器を手にして実際に戦闘する兵士として従…

日本人必読図書にしてほしい「流れる星は生きている」藤原てい著

藤原ていさんは「国家の品格」が有名な藤原正彦氏のお母さんです。 満州の観象台に勤務する夫と暮らしていた新京(長春)で終戦を迎え、連行された夫は生死不明の中、1年かけて母親一人で、7歳、4歳、生後3か月の愛児3人(うち、一人が当正彦氏)を連れて引…

渋沢栄一から遺品整理屋まで…kindle 電子書籍の沼は底無しです

「電子書籍なんで読んでも頭に入ってこない、私には合ってないわ」と、つい4-5年前まで思っていました。 ところが、Dマガジンで日本の雑誌を購読したりするうちに慣れてきたのか、どうしても読みたい本を購入するように。 そして昨年末、kindle端末paperwhi…

読書: 加賀まりこさん自伝:「とんがって本気」

2004年出版でかなり前の本。 オマセな女子高生時代、人気女優として大活躍の頃にパリで豪遊、当時としてはスキャンダラスな未婚での出産と悲しい別れ、川端康成との交流、息子のような年頃の恋人、癌で逝ってしまった妻子ある恋人…小説のようにドラマチック…

難しく考えないで日々楽しく!アラフィー、よかった本3冊。

日本からの取り寄せやkindle paperwhiteで本を読みまくっている最近。 アラフィーの私に特に印象に残った本3冊。 新聞の書評で知った本。 1945年6月に、16歳で広島から大阪に出てきた中村さん。同業である医師とお見合い結婚、2児を出産して専業主婦、親との…

スタイルブック好きは十和子さんの本から

インテリアや家事、そしてファッションも網羅した“スタイルブック“がわりと好きで、著名人のもの、SNS出身のプチセレブ(?)の方のもの、何冊か愛読しています。 以前は、この種の本は“いいイメージだけを切り取ったひけらかし“と、少々ひねた見方をしてい…