ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

お米代節約 dmのオーガニックミルヒライスはアリ!

日系やアジアスーパーのお米も値上がりを続ける今日この頃。

dmのミルヒライスを試してみたところ、これはアリです!

 

日系スーパーで購入する「みのり」「あきたこまち」に、だいたい三分の一から二分の一くらい混ぜて炊いています。

カップなら2カップを日本米、1カップをこちらにする感じです。

 

ちなみにミルヒライス(ミルクライス)とは、ドイツでは牛乳で炊いてジャムなどを乗せて食べるものです。(私は無理😆)

 

 

500gで1.55ユーロ。

これまで節約に活躍してくれていたAlnaturaは同じサイズで2.39ユーロとかなのでさらに安い!

 

私はさほどお米にうるさくない方ですが、ずーっと前、ドイツスーパーで購入して試したミルヒライスは炊き上がりが耐えられないほど臭かったことがあります。およそ人間の食べ物とは思えないくらい。

どうしようもなく、日本人失格ですが廃棄処分にした苦い経験…

 

ですので、こちらも最初はおっかなびっくりではありましたが大丈夫で一安心。

dmに行くたび、何パックか購入してストックしています。

 

 

スワロフスキーのテニスブレスを強力接着剤で修理

千切れてしまって数年間放置していたスワロフスキーのブレスレット2本を強力接着剤で無理やり修理してみました。

 

かなりの荒技ではありますが、私自身でもよーく見ないと修理箇所がわからないくらい 笑

しばらくこれで使ってみて、また壊れたら諦めます。

 

 

実は、スワロフスキーの直営ショップでもこれは修理できないと言われ、ドイツのジュエラーでもダメ、日本に持って行って百貨店のジュエリーお直しコーナーと職人さんが集まるサイトにも相談したのですが、いずれもダメと。

百貨店のジュエリー担当者によると「スワロフスキーはこういう破損の相談がとても多いけれど、接続部分の形状と素材が修理不可能」なのだそう。

 

 

 

 


スタイル的にとても気に入っていて、一代目が壊れて似たタイプの二代目を購入したものの、それも数年で千切れて。サイトを見たら定番品なのか同じようなタイプはあるのですが、また購入するのもちょっとなあ…

どの道処分しかないなら、接着剤はどうだろう?と、思いきって作業してみました。

 

…なんか、大丈夫そうかも?

見た目も全くと言っていいほどわからないし、数回使いましたが今のところ切れることも無し。

次にちぎれたらあきらめるとして、しばらくこれで使ってみます♪

 

 

 

ドイツの大学キャンパスでも宗教勧誘活動

先日、大学から帰宅した息子が言いました。

「今日、構内を歩いてたら『あなた、この大学の学生?何学部?』って女の人が話しかけてきてね、ちょっと話したら『ところでキリスト教の勉強会してるんだけど来てみない?』って言われた…。」と。

中国系っぽい、ちょっと可愛い女性だったそうです。

はー、どの国でもあるんですね、こういうの。

 

実は偶然、数週間前に息子にわたしが大学時代に勧誘されかかった話をしてたんですよ。

 

 

 

 

 

遡ること30数年前、都内のマンモス大学。キャンパスのベンチに一人で座り、講義の空き時間を過ごしていました。すると、ブロンドの外人の女性が「Hi, are you a student here? Do you speak English?」と話しかけてきたのです。

 

彼女はアメリカからの留学生だけど日本人学生と接する機会がなく、英語で話せて嬉しいわ、と。わたしも近々英語圏への留学を考えていたので楽しく話しました。

ひとしきり話がはずんだところで、彼女「ところで、日本人はあまり宗教がないらしいけど、あなたはどう?」と聞いてきたので「わたしは特には。。。」と言ったところ「聖書の研究会をしているのだけど、一緒に来ない?」と言うではありませんか。

 

はあ、そういうことだったのね。キリストや聖書がどうというのではなく、わたしはそういった勧誘がダイキライ。

友達になれるかもと思ったのに残念だったな、と思いつつ即座に「興味ないから」とベンチを立って歩き去ったのでした。。。

 

最近読んだ、新興宗教にハマったのちに脱退してきた人の体験記の本も興味深かった。本当に入り口はさまざまで、自分からその宗教に興味を持った人よりも、むしろ一般の(ように見える)大学の瞑想会、超常現象研究会、UFO研究会、世界宗教勉強会、仏教研究、ヨガ体験会、などといったところから勧誘された人も多かったのです。UFO研究会なんて、一見楽しそうじゃないですか(笑)

確かに今思い返してみれば、当時の大学のキャンパスにはオウムの勧誘もあったし、あなたの幸せを祈るだの、宗教研究会だの、あれは怪しかったなと思い当たる入り口はごく身近にありました。面識はありませんが、少し先輩にあたる学年に、のちにオウム幹部になった人も何人かいましたし。

地方から大都市の大学に出てきて友達や居場所が欲しかったり、青年期の苦悩や孤独感がある時にそういう関係者に狙われると案外簡単に引きずり込まれてしまうのかもしれません。

 

。。。といった話を、偶然 息子にしていたんですよね。

で、息子は「だから、すぐ『あっママが話してたやつだ』って思って、時間ないって逃げてきたよ」と。あー、よかったわ。

やはり、どの国でも大学生って宗教勧誘の格好のターゲットなのね。

 

 

ZARA 詐欺サイトにひっかかったその後

「アウトレット価格」につられてZARA 詐欺サイトにひっかかってしまった話を書きました…

 

germany-midori-cn.hatenablog.com

 

その後、偽商品は送られてきません(苦笑)

まあ、変なのが送られてきても嫌ですけどね。

 

不幸中の幸いと思うしかありませんが、クレジットカードをすぐさまキャンセル(停止)にしたので、お買い物額以上の二次被害は免れたようです。

 

ですが。

この件で 詐欺グループに「いいカモ」認定されてしまったのか、怪しいセール案内がSNSに時々流れてくるんですよ。。。

不思議とメール攻撃ではないのですが。

 

はっきり書いてしまうとマリメッコと、ロイヤルコペンハーゲンのアウトレット。

いかにも日本人やアジア人が飛びつきそうなブランドではないですか。

 

 

 

 

 

大学生の息子曰く、

SNSで流れてくるセールのショッピングサイトは、そのリンクから買い物しないように!

一旦  googleとかから検索し直して、サイトドメインから公式サイトと確認してから買い物すること!

と釘を刺されました。

 

みなさん、気をつけましょうね〜

 

 

 

粗大ゴミあさりは恥ではないらしい

我が町の「粗大ごみ回収」の日。

日本ではあらかじめ回収を申請してステッカーを張っておく、などと聞きますが、私の住んでいる町では月に一度、決められた日に家の前に出しておきます。事前申請は必要無し。

出しておいても、何らかの理由で回収してもらえないこともあります。その場合はあらためて地区の粗大ごみ回収センターに自分で持ち込まなければなりません。

 

先日の粗大ごみ回収日の前日。

住宅街の一本道を散歩していたら、各家の前に壊れた椅子やら子供の手押し車やらが出されており、ああ、いろんなもの捨てるのねえと思いながら歩いていました。

 

すると。

後ろからすーっと赤いトヨタ車が通り過ぎて前方の路肩に停まりました。地元ナンバーの車から出てきたのはブロンドの中年女性二人。

家の前のごみをひっくり返しては「これはどう?」「いいんじゃない」などとひととおり見たあと何かを手にして車に乗り込み、またすーっと少し前方に移動して駐車。

各戸の前に置かれた粗大ごみを一つ一つ見ています。

。。。えっ。。。? 使えそうなもの集めてるんだ?

 

 

 

 

その赤いトヨタ車、私がテクテク歩いている間に一軒ずつ確認しながら行き止まりまで行ったのか、戻ってきて私と正面からすれ違いました。

 

すると、後ろから子供とお母さんと会話している声。

振り向くと、道の反対側で幼稚園と小学校低学年くらいの子供とママさんが、彼らの家庭のものであろう大きめの幼児おもちゃやらベビーベッド、ベビー箪笥などを出しているところにその女性たちが近寄っていき話しかけています。

彼女たちは、すでに出されてあるゴミをガサゴソとかきわけながら「これはまだ使えるんですか?」「どこが壊れているんですか」などと堂々とママさんにたずね、ママさんも困惑する様子なく「それは下のところがね。。。」などと普通に説明しています。

 

ええっ、それってアリなの?

そりゃあ、まだ使えそうなものや自分が欲しかったのが粗大ごみにあったら持ち帰りたくなることもあるだろうけど、人目がないときを狙ってそっといただくとかするもんじゃないの? 確かにゴミ出した人に聞くのが手っ取り早くはあるけれど。

 

 

 

 

コロナ以前、こういう粗大ゴミ回収の前日は、ポーランドナンバーの車が夜中に軽トラックで町中をまわり、修理したら転売できそうな古家具などを回収していくのが目についたものでした。名付けて闇回収(笑)。回収日当日は約半分になったかと思われるゴミを、公共の回収車が持っていくというリサイクルシステムが確立していました笑。

それがコロナのロックダウンで近隣ヨーロッパの闇回収が来なくなって、当日にも山と積まれた粗大ゴミの量に、あらためて「闇回収」の威力を見せつけられた気がしたものでしたが。。。

 

フツーの身なりの女性がこんなふうに闇回収というか、白昼堂々と参入しているとはね。

めぼしいものを探してよそのお宅のごみをあさるなんて恥ずかしいことと思っていましたが、真昼間に堂々と回るだけでなく、ゴミ出ししてる人に直接声をかけて聞いちゃうとはびっくり。

 

 

18歳の陰に隠れてる、ドイツの20歳の誕生日

ドイツでは、18歳の誕生日が日本での成人式にあたる大きな節目です。

「成人の日」のように、国の祝日となるような記念日ではないですが18歳のお誕生日はそれはそれは大切に祝います。

 

雑貨屋さんTeddiのパーティーグッズコーナー。

節目のお誕生日用の蝋燭、18歳、30歳、40歳、50歳。

18歳の誕生日が盛大で予算も使ってしまうせいか?20歳は飛ばされてるようです(笑)

 

 

うちの夫は30歳の誕生日に親からお高い腕時計をプレゼントしてもらい、今でも愛用しています。

聞いた当時は私は日本に住んでいたこともあり、え、30歳の大の大人に親からプレゼント?と、若干引いたものでした。。。

 

我が家も子供が18歳のお誕生日には親と祖父母でおおわらわでした。

子供からのリクエストのちょっと贅沢なブランドグッズに加え、私たち(ってか、わたし)からは18年間のフォトブックをプレゼント。

子供用と私たち親用に、丈夫なハードカバーで2冊作りました。

まあ、子供は18歳の時点ではフォトブックで赤ちゃんからの歩みを振り返ってもさほどの感慨はないでしょうけれど。いつの日か、こんなポンコツな親でも必死で育ててきたんだな、と感じてくれたらいいな、そして、すくすく育ってくれてありがとう、の気持ちを込めて。

 

女の子のママさんは、パールのネックレスとアンティークのジュエリーボックスをプレゼントしたと話していて、女子ならではの素敵な選択だなあと思いました。

 

20歳の誕生日はドイツではフツーの誕生日ですが、日独家庭では日本に帰国の際に成人式写真を撮影することが多いようです。

 

 

 

 

 

 

 

一周回って日本手ぬぐい愛用中

数年前から日本手ぬぐいを活用するようになりました。

それまでキッチンではもっぱらタオルや麻のティータオルを使っていましたが、いやー、手拭いって便利ですね。

 

この写真の他にも何枚かあります。

 

 

 

日本の友人からはなぜだか手ぬぐいをいただく機会が多い。

柄が綺麗だったり和風だったりすると使うのが勿体無くて「テーブルセンターっぽく使えるかしら?」「お正月に掛け軸風に飾れるかも」などと思って、結局パッケージに入ったまま数年経っていたりして。

 

ですが、実家で母が塩揉みきゅうりを絞ったり、サラダを準備した大きなボウルの上にラップがわりに被せたりと使っていたのを見て「そういえばうちにも何枚かあったなあ」と思い出しました。

 

布自体が薄いので、その辺に干しておいてもすぐ乾くし、食洗機後にコップやお皿の底に残った水をさっと拭いたり、飲み物ボトルの蓋の隙間など細かいところにも入れ込んで拭きやすい。どんどん使って洗ってしまいたいので、思い切って半分に切ってみたら大正解。グッと使い勝手が良くなりました。

 

他にも、ゆで卵の殻を剥く前にちょっと水気を拭くとか、プチトマトを拭くとか、以前はキッチンペーパーを使っていた作業に使って、エコな私、的な気分にも浸れますし(笑)

 

結婚間も無く海外に来て、海外っぽい大型ふきんとか、綺麗な色柄の麻のクロスなんかが身近でしたが、厚くてゴワゴワして、正直あまり好きじゃなかったかも。。。

やっぱり日本人DNAなのか、しっくりくるのは手ぬぐいだったのでした〜

 

写真の手拭いはマトリョーシカ以外は頂き物。

マトリョーシカのは、百均で柄が可愛いくてつい買ってしまったのですが、すでに数年経つのに吸水性が残念ながら今ひとつ。他のは友人たちがくれたちょっとおハイソな手ぬぐい、色落ちもせず、吸水もよく、気持ちよく使えています。たかが手ぬぐいでも、品質ってあるのですね。