ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

持ち帰り食べ物の袋内側を素手で触る店員にがっかり。わたしの解決方法は⁉︎

近所のショッピングモールには、直のメインストリートにクリスマスマーケットっぽいお菓子や小物を売る屋台が出ます。

 

ロックダウン前日、明日からはもうこんな屋台もないし、最後のチャンスかなとローストアーモンドの屋台に引き寄せられました。

 

実はドイツの食べ物屋さんの衛生観念はいつもかなり不安。ハムやパンケーキ等の小銭をやり取りした手で直に掴むことも珍しくありません。

 

でも、ローストアーモンドならスコップですくって紙の小袋に入れるから大丈夫だろうと。

 

「一袋ください、バニラとカフェラテとアマレット風味を混ぜて」とお願いしたら「オッケー!」と紙袋を手にとったおじさんが…

紙袋に素手を突っ込み広げるではありませんか。

いえ、素手より悪いことに、、使用感アリアリのゴム手袋…

 

あああああー! (心の声)

 

 

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礼儀正しき日本人のワタクシ、「あなたが紙袋の内側をその汚いゴム手袋で触ったからやっぱり買いません」とは言えず…

 

心の中で大きくため息をつきながら大人しく受け取りました。

 

気を取り直して、お茶請けのスイーツが美味しいカフェへ。

こちらはケーキ類をいつもトングでお皿に乗せてくれるので安心だろうと。

「レモンタルトとベルギーワッフルを持ち帰りで」とお願いすると…

 

ニコッと笑顔の可愛いお姉さん、やはり素手を平たい紙袋に突っ込みがさがさっと広げ、トングで取ったケーキ類を入れました…

 

注:ドイツは余程の高級店でないとケーキ類を「箱」に入れてくれません。ましてここはカジュアルカフェで、クリームでデコレーションされたケーキではないので、長方形の紙皿に乗せたタルト類を平たい紙袋に入れます。で、ケーキの表面は紙袋にぺったりついてしまうわけです。

 

あああっ、オマエもか…

トングで紙袋広げればいいじゃないのよ…

 

またもや心で泣きながらケーキを受け取った私。

 ああ、これは廃棄処分か…

 

しかし帰り道、これを安全に食べられるようにするアイデアを思いつきました💡

 

アーモンドはアルミフォイルに広げてオーブンで2度焼き、タルトとワッフルは冷凍庫へ!!
おお、私、天才⁉︎

冷凍庫に入れる、というのは、以前、プロのアンティーク テディベア修復業の人がテディベアを冷凍庫に入れて滅菌する、とテレビで見て驚いたのを思い出したから。

 

コロナウイルスが正確には何度で死滅するのかネットを見ても諸説あり、結局よくわからないのですが、さすがに180度のローストや数日の冷凍を経れば大丈夫では。

 

しかし、コロナでこれだけ手の消毒や現金受け渡しの不衛生さが言われるようになって何ヶ月も経っても、衛生観念はこの程度だものねえ…

しかもヨーロッパの中では「清潔」を自他共に誇っているドイツでこうですよ。

 

ほんと、日本人的にはいまだに気になることが多すぎるわ。