ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

気分転換の買い物が気分転換にならないドイツ。。。必殺技は「無言凝視」

ここのところ、買い物といえば「買い出し」ばかり。

不穏な情勢のために有事に備えた保存期間の長い食料や生活必需品の買い物です。

 

けれど、たまには自分のための買い物をしよう!

と決心し、ショッピングモールへ。

久しぶりにスカート履いてオシャレめにして、ついつい、息子や夫の下着やソックスもついでに。。。と思う気持ちを抑え「自分のもの、自分のもの。。。」と念仏のように唱えながら。

 

そしてレジに並びました。

ファストファッションの大型店で、レジは6つくらいずらっと並んでいます。

お客さんはレジエリアの入り口に1列に並び、レジが空くと自動音声で番号がアナウンスされ、点滅している番号のレジに行くというシステム。

 

さあ、次は私、という時、後ろの初老の女性が大声で私に怒鳴りました。

 

あなた、もっと前に行って!

。。。は?

レジが空いたのかと思って見渡すも、どこもお会計中。

アウトレットショップでこんなのも買っちゃいました。美味しそうなシートパック。

 

 

 

すると彼女、周りの人も注目するほどのさらに大声の喧嘩腰命令口調で、

前よ、前!!!  と。

 

なんでそんな前に行きたいんだろ、と思いつつ、彼女に気圧されて2、3歩進んでみました。

 

すると。

私に一番近いレジのお兄さんが彼女に向かって

ダメですよ。そこで待つことになっています。と言ってくれました。

 

すると彼女、レジのお兄さんに向かって「あ、失礼」と。

おい!私に怒鳴っておいて謝罪しないんかい!

 

カチンときて、私は180度振り返り、真正面から彼女の目を数秒間じーーっと見つめました。

こういう時の私の必殺技(?)「無言凝視」です。

 

ドイツ人なら、初めの時点からすぐさま言い争いが始まるでしょう。

いいえ、このレジはこういうふうに並ぶ決まりで、前には行けないんですよっ!

あるいは

あなたが私に命令する権利はありません!

などなど。

 

けれど、日本で生まれ育った心優しい私(え?)、見ず知らずの方に一方的に大声出されると、驚いて咄嗟に言葉が出てこないんですよね。。。

言葉を発したところで、屁理屈の10倍返し受けること必須。

 

で、無言凝視。できるだけ長めに。

というのも、言い争い(と、おそらく彼らは思っておらず、ただ自分の考えをそのまんま言葉にしているだけ)がデフォルトのドイツ人にとって、見た目がっつり外国人の私が無言で怒りを込めてガン見すると、相手が飛びかかってくるのか?怒鳴り返されるのか? かなり不気味らしいのです。

 

言葉を発しなければ、言い争いにもなりませんしね(笑)

 

思い切り眉間に皺を寄せてじーっと彼女の目を凝視すること数秒、明らかに彼女がちょっと怯みました。

 

そして次のレジが開き、私はお会計を済ませたのでした。

 

あーあ、暫くぶりのウキウキショッピングが、やっぱりこんな結末よ。

気分悪いわー。