この秋、ぜひ挑戦したかった“トロッケンクランツ“風のハンドメイド。
1ユーロショップ"Teddy" で購入した小さな白いハート型フォトフレーム(でもこちらは1.5ユーロでした)に、雑貨屋さんのセールで買っておいたグリーンとお散歩で拾った木の実や殻、少し華やかさを出したくてERIKAのドライフラワーを木工用ボンドで貼り付けました。
日本の雑誌でこんなのを見つけて、へえ、これならそこらへんの野原や森に落ちているもので工夫すれば作れるじゃない、と思ったのがきっかけ。
これ、確かにオーストリアのお土産屋さんなどでよく見ます。
ザルツブルグ の伝統工芸だったのですね〜
そして、日本で「トロッケンクランツ(乾いたリース、つまりドライフラワーや木の実を使った飾り物)」として人気のお稽古らしいと知りました。
それなら、ドイツも本場に近いことだしお教室でも探してみましょう、とネット検索するも…
全然引っかかりません(笑)
こういうこと、ありがちなんですよね…
日本で「ヨーロッパで人気」とか謳われていても、当地では知ってる人が少ない、みたいな…
トロッケンクランツについては、あまりにも自然に生活に根付いているので、わざわざ「お教室」にすることではないのかも?
実際、オーストリアの親戚宅にも、もう30年は壁にかかりっぱなしと思われるこのタイプのデコレーションがあります。
オーストリアのマルクトにも「ドライにする用の花束」や「ドライフラワーリース」のコーナーが。
リースの大きさにためらってしまいましたが、ドライ用の花束、一つ買ってくればよかったな…
ドイツのお花屋さんで注意して探すようになりましたが、このようなドライフラワーはオーストリアの方が豊富な気がします。
オーストリアハプスブルク家の花にまつわるこの本、面白そう!!
同じくオーストリアのワイナリーレストランにはこんなリース。
松ぼっくり密集はあまり好みではないのですが、ああ、これだ…と、撮ってみました。
空はグレー、森や野原も色を失っていく長い冬にせめてもの華やぎを、という生活の知恵なのかしら。