ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

ノートに手書き、を続ける私。

私は紙のノート、特にA5のノートが大好きです。

現在、使っているノート。

 

 

 

 

日々のTodoリスト、雑務備忘録

日本語クラスの進捗記録

本などで印象に残った言葉、学び

オンラインコースUdemyのMS講座

 

右から2番目淡いグリーンのはこちらの雑貨ショップHEMAで買いましたが、その他は全て日本の百均で購入。特に右端、セリアで購入のウイリアムモーリス柄、ドイツではこんな可愛いのが100円とかありえません!

目につくよう開きっぱなしでテーブルに置いておいたり、裏にパタンと返して半分サイズにできるスパイラルタイプが好みです。

気軽に手に取ってメモ、外出時にバッグに入れる、テーブルの上でも邪魔にならない、程よい小ささのA5サイズがマスト。

 

今どきtodoリストのアプリだってあるし、スクショを保存してもいいし、なんでノートに手書きなんて。。。と、若者には思われるでしょうが、やっぱり手放せません。

スケジュール然り、todoリスト然り、思いついたことを自由なレイアウトで書き込んで、できたことを蛍光ペンで線を引いていくのが好き。

そして、まだ予約はしていないけれど、なんとなくいつかはやりたいな、やらなきゃな、と思っている雑務アレコレ。。。ピアノの調律、誰かにプレゼントを買う、医者の定期検診、などなど、羅列して見返したり、気づいて後から追加したメモを広いエリアをパッと見渡すのに、私としてはやっぱりノートのほうがやりやすいんですよ。

 

そのため、ノートは日本で購入。

こんなのわざわざ日本で買ってくるの?

と、日本の方には思われるでしょうが、ほーんっと、ドイツでは手ごろで可愛いものが見つからない。

やけに表紙が分厚かったり(しかもヘンテコ柄)、ノート自体が聖書か?っていうくらい分厚く、従ってスパイラル部分も直径3cmくらい。重いわ嵩張るわで、さっと手に取って気軽にメモ、なんなら持ち歩く、っていうには至って不向き。お値段も嵩張って一冊800円くらいはしてしまう。

 

子供の学校用の薄いタイプで安いノートはありますが、表紙が青やら黄色の一色でそっけない。

たまにイタリアの紙製品の綺麗なマーブル模様などもありますが、このサイズのノートで1000円くらいはしてしまう。

 

ということで、極力日本で購入しています。

 

いっときはデジタル化を目論んでtodoリストのアプリやらメモ帳機能を使ってみたのですが、すぐにノートに戻ってしまいました。

最近の悩みは。。。ノートをどこかに置き忘れて探してしまうことです(苦笑)。

 

 

 

 

 

 

アポテケで購入、おフランス喉スプレー

風邪というとまずは喉の痛みから来る私。

日本帰国では必ず喉スプレーを1−2個購入してきます。

 

ドイツにも喉スプレーはありますが、サイズもノズルも大型で、片手で扱うのが難しく感じるほど。残念ながら味も効き目も今ひとつ。

同じく喉が弱めな息子も日本の喉スプレーの方を好んで旅行に持って行ったりしていたため、最後の一本がもう無くなりそう。

 

年末に家族でかぜで寝込んだ際、夫がアポテーケに相談して購入したこちら(右側)、なかなかの掘り出し物です♪

 

 

 

 

サイズもコンパクト、ノズルはありませんが割と狙ったところに命中させられます。

味も日本の喉スプレーに似ていてほんのり甘めのハーブ味。パッケージには「ハチミツ入り」と書いてあります。他にユーカリローズマリー、タイム、ニワトコなどの成分配合。

 

効き目はというと日本の方に軍配が上がる感じですが、シュッとした時の和らぐような感覚はありがたい。

 

次の帰国まではこちらをリピートするつもりです。

 

 

50歳、「もうひと花」なんて必要ない

デジタルで雑誌をパラパラと読んでいます。

50代向け雑誌eclatの「50代から自由になる女たち」特集で稲垣えみ子さんの言葉が胸に響きました。

 

「もうひと花」なんて必要ない。ここまで来ただけで充分咲いているんです。

 

「自分にはこれができる」の「これ」を大きく捉えすぎているのでは?

能力を発揮して人に認められるとか、目標が過大なんだと思います。

よく「若いんだから、もうひと花」とか言いますね。

皆さんいろんな困難を経験しながら半世紀を生きてきたんだから、もう立派に咲いているんですよ。

常に可能性を追い求めなくてはと言う世の中のプレッシャー、若い時はいいかもしれないけど、後半戦の人生にはちょっと合わない。

 

 

 

 

 


稲垣えみ子さんといえば、以前こちらの本を記事にしました。

 

germany-midori-cn.hatenablog.com

 

もうひと花なんて必要ない。

人生100年時代、まだ何十年も生きるとはいえど、決して若者ではない50代をバッサリ斬っているかのようにも聞こえる言葉ですが「ここまで生きてきた自分を労って認めてあげましょうよ」という意味ではと感じました。

もうひと花なんて必要ない、と言いつつも、ひたすら小さく無難に日常を送りなさいというわけでなく、実際、稲垣さんは本も意欲的に次々と出版しているし、リヨンに一人旅というチャレンジもしていますしね。

これもあれもできたかもしれないはずの自分、まだ何かできるかもしれない自分、でもそう思い描いたのとは違うところにいる自分。そんな自分や状況に落ち込んだりダメ出しをするのでなく、それでもなんとかやってきた私、よく頑張ったよね。誰が褒めてくれるわけではなくても、すでに今ここで咲いていると認めていいんですよ、と。

そこを原点に、自分なりのチャレンジを今年もしていきたいなと思っています。

 

 

 

 

日本を背負って立つ人助け。

地元のドイツスーパーで買い物中、やけにわたしを見ている白人女性がいました。

何だろう?同年代みたいだし、誰かのお母さんだったかしら?

175cmはあろうかという高身長だから印象に残ってるはずだけど覚えはなし。。。

バッチリ目も合ったものの、ハローと言うわけでもなく。

 

不思議に思いながらもスルーして、2つ3つ離れた棚まで来た時。

ハロー、の声に振り向くと先ほどの女性。

あのー、あなた、お米がどこにあるか知ってたら教えてくれませんか?

 

。。。なるほど!!!

アジア人だから知ってるかも、聞いてみようか、と迷ってたのね。

 

 

お正月にお節の一品として作った鯛めし。

そのスーパーで購入した鯛を使いました。

 

 

 

そのスーパーではお米を買ったことがないものの、朧げな記憶で「確か、小麦とかシリアルの穀類の棚にあったと思いますよ」と言うと「ありがとう!」とにっこりして行きました。

 

しかーし!!

お買い物エリアの最後のあたり、アジアや東欧のインターナショナル食材を見ていたら、寿司ライスやインド米が数種並んでいるではありませんか。

わー、間違っちゃったよ。

このままスルーしたら誠実正直な日本人の名が廃る!

 

慌ててそのお米から2種類を手に取り穀類セクションへ戻ると、先ほどの女性が一生懸命棚を見ていました。

急いで「ハロー、ここにあるかと思ったのですが、間違っていました。インターナショナルのセクションにありました!」とお米を見せると大喜び。一緒にその棚まで戻り、お米のありかを見せました。

するとその女性。

「まあ、わざわざ戻ってきてくれるなんてとても親切ね。すごく助かったわー!」とニコニコとお礼を言ってくれました。

 

このように親切にしても「間違ってたの?」だの「あらそう、じゃ、場所教えてよ」とか、つっけんどんな反応をされるケースが割とあります。あなたがわたしを助けて当然じゃないの、とでもいうような。

 

けれど、この女性は本当に惜しみなく感謝を表してくれたのでわたしも嬉しくて「よかったわー」とアジア的優しげスマイル。。。けれど心の中は鼻息荒く、そーよ、これが日本人ってものよ!と(笑)。

まあ、あちらはわたしが韓国か中国か日本かもわからないでしょうけれどね。

 

 

数日前の新聞を平気で売っている不思議

時々、スーパーで紙の新聞を購入しています。

 

先週、1月4日木曜日の新聞、雑誌コーナー。いつものように新聞を手にとろうとすると、あれ?12月28日ですよ?

 

 

 


はああ?

ドイツのスーパーは1月2日から営業しているので、休みが明けてすでに三日目です。

まだ去年の新聞なんか残してるの?

他を見ると、こちらは12月31日

 


こちらは1月3日。

 

 


そして。。。1月4日の新聞はありませんでした。。。

お時間、午後の2時。紙の新聞の主な読者であろうお年寄りは朝早くお買い物するイメージなので、午前中に当日付の新聞は全て売り切れだったのでしょうか?

年末年始、休刊日はおそらく1日くらいはあったのでしょうけれど、一体なんなんだ、これは?

ただ単に。。。古いのが置きっぱなし。。。なのか? 

売れる限りは売る、エコなのでしょうか。。。

 

実はこれ、初めての経験というわけではないんです。

こちらは日曜版や週末版が特別に分厚く、また日曜はお店が閉まっているので、そういう特別バージョンが翌週火曜や水曜まで棚に置かれていることはあります。また、平日の普通の新聞でも前日と当日のが混在していることがあるので日付に注意して買うようにしています。それもびっくりなんですけどね。

 

ですが、今回あまりにも全ての新聞の日付バラバラで、おかしくて写真撮ってしまいました。

 

最新の新聞を選ぶのも自己責任のおドイツ(笑)

 

日本でもこういうこと、ありましたっ

け。。。?

 

 

新年早々 ZARAの詐欺サイトに引っかかった。。。

はー、まさかまさか、詐欺サイトに引っかかってしまったようです。とにかく慎重すぎて疑り深くて家族にイライラされているこのワタクシが…。

 

年末の風邪から回復してきて、気分転換も兼ねて何かセールで買いたいなあと、色々とサイトを見ていたのですよ。

すると、ZARA Home outletと称するページ、素敵なインテリア用品が軒並み70−80%オフ、とFacebookに流れてきました。

 

。。。っていう時点で「怪しい」と気づけよ、私、って今は思うのですが。

 

以前欲しいなと見た気がするソファカバーとテーブルクロスがoutlet価格!

おおー、やった!あの時買わなくてよかったわ!

と、迷わずポチポチしてクレジットカードで「購入」ボタンをクリック。

 

ところが。

「購入ありがとうございます」的なメールの発信元はZARA homeではなく、なんだかよくわからない会社。そしてアドレスを詳しく見ると、怪しげなアルファベットの羅列。。。

 

ざあああああーっと血の気が引きました。

普通、そういった購入確認メールには「このお取引内容に覚えのない場合は云々。。。」とありますが、その旨は見当たりません。

ああ、わたしのバカバカバカー!

 


こちら↓、偽サイト。

 

 

こちら↓は本物のサイト。

 

 

慌ててメールに一応表示されている会社名をググると。。。「中国系と見られる詐欺サイト」と、まー出てくるわ出てくるわ。

 

半ばパニックになりながらも30分後、クレジットカードをキャンセルしました。購入金額46ユーロ。

 

翌々日、アルファベット羅列のアドレスからChina postを語るメールが来て「あなたの商品の発送手続きが進んでいます」と。

これは、詐欺が発覚しないように時間稼ぎなのでしょうか?

それともZARAではない、やっすい商品が送られて来るのでしょうか。

まだ数日しか経っていないので、まだ顛末はわかりませんが、びくびくしています。

 

書いていても情けないのですが、フェイクっぽいアイテムではなく、自分が欲しいと思って見覚えのあるような商品だったので、見た瞬間に舞い上がってしまったんですよねえ。。。

オレオレ詐欺に引っかかるのも(逆の意味で)驚いてパニックになって、普段の注意深さも瞬時にふっ飛んでしまうのでしょう。

 

気を引き締めていこうと誓う新年でした。

 

 

 

 

クリスマス、今年は準備完璧!だったのに悲惨なイブ。。。

何かと準備が忙しいクリスマス。

今年はなんとなんと、早ばやと10月終わりにはクリスマスカードのプリントを終わらせたのをかわぎりに、11月中はちょこちょこと家族へのプレゼントを買い集め、クリスマスカード用の切手やラッピングペーパーなど必要品も購入、半ばにアドヴェントクランツ制作、11月の20日過ぎには部屋のデコレーションも完了。アマリリスポインセチアも飾りました。

12月初めに日本へカード、両親へはプレゼントもラッピングして発送し、よっしゃ、全て完了-!!!あとは最後の試練、義実家での忍耐キャンプ(笑)へ向け、気力体力温存のみー!!!と思っていたら。。。

 

18日から私がのどが痛くなり始め、続いて夫、息子とダウン。

そして、なぜか夫のみコロナ陽性反応。

家族3人で鼻かみながら冴えない顔色、ルームウエアで在宅です。

夫実家の帰省は中止。






クリスマスは自宅にいないもの、と思い込んでいたので、特別感のある食材の買い置きはナシ。っていうか、わたしはお茶漬けだけでいいんですが、男二人は幸か不幸か食欲だけはあり、とりあえず冷蔵庫の残りで作ったクリスマスランチは鶏むね肉と白菜と玉ねぎのスープ。。。

今夜はパンとクリームチーズとハム、ぶどう。サラダ菜的なものは義実家行くからと買ってないし、病み上がりでケーキ作る気力ゼロ。

明日はメインになるようなものはと考えても、お正月用に買っておいたおでんセットや魚の干物、冷凍のしゅうまい、小籠包といった飲茶点心セットくらいしかないのよ。。。

 

はあ、準備だけは国際結婚人生でギネス並に完璧だったんですけどね。

目論見どおりにはいかないもんです、とほほ。。。