ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

追い焚き無しのドイツでの入浴、えびぞり洗髪の辻仁成さん方式

いつもチェックしているパリ在住の作家、辻仁成さんのブログ。

 

バスタブのみで洗い場のないヨーロッパでの入浴方法について紹介されていました。

 

 

はい、私もまーーーったく一緒です。

一人分のお湯をはったバスタブに前洗いなく入り(だって、洗い場ありませんもの)、しばらく温まってからお湯の中で体を洗う。最後にちょっとえびぞりになって頭をつけて、髪を洗うところも(笑)。

…そして、この方式が日本の人たちから「やだー、信じられない」(おそらく、汚い)と大反響だったとのこと。

 

20年前、最初に住んだイギリス。住み始めたのが厳寒の1月…お風呂で温まらないことには耐えられませんでした。

最初は、このヨーロッパ方式に、というか、ヨーロッパ在住日本人方式の入浴に「信じられない」、、、と抵抗があったかどうかはもはや記憶になく。

他の日本人在住者に入浴方法を聞いたでもなく、自然にこのスタイルを編み出したのですが、これが辻さん(や、最初に書いたライターの方)と同じ方法に落ち着いたのは面白い。

ということは、ヨーロッパ在住日本人の多くはおそらく大筋は同じように、浅めにはったお湯に角度を工夫しながら体を沈めたり、えびぞりになって頭を濡らしたりしてるんでしょうねえ(笑)。

 

近所のバラ園、先週末はまだ一分咲きといったところ。

 

 


「追い焚き」機能がないので、ドラッグストアの安いバブルバスで泡のカバーで表面から熱が逃げにくくしたり、最初は少なめのお湯にして途中で思い切り熱いお湯を足して温度を保ったり、はたまたお湯から出て冷える体の部分(膝とか、肩とか)にお湯を手でかけながらあったまったり、と工夫しています。

 

そして、髪を洗う日には(ええ、乾燥気候なのを言い訳に、2−3日に一度です。ヨーロッパの人だと、1週間に一度、なんて人も珍しくないらしい。それは流石に無理です…)、最後にズズズ。。。とお尻を前の方に移動しつつえびぞりになって後頭部から髪を濡らし、シャンプー。

シャンプーを流したお湯には浸かっていたくないので、ここで立ち上がり、シャンプーを流しながらバスタブの栓も抜き、お湯も同時に流していく。バスタブの栓には、日本の百均で買ってきた髪の毛キャッチのネットをつけて(笑)。

 

以前はリンスやコンディショナーもしていましたが、バスタブにお湯がなくなった状態でリンスすると体が冷えるので、できる限り「リンスインシャンプー」タイプで、髪を流すのは一度で済ませています(笑)

 

これを読んだドイツ在住の方、「あ、おんなじだ!」と苦笑されましたか?

日本の方には…「ええー、汚い!」と思われるのでしょうかね。。