本当は年に一度はしたほうがいいとは重々承知ではありましたが、のびのびにしていたピアノの調律を5年ぶりにお願いしました。
地域のピアノマイスターさん、お値段135ユーロ也。
この2年はコロナで不要不急に他人を家に入れたくない、というのもありましたが、それにしても我ながら放置しすぎ。いえ、この2年はピアノのオンラインレッスンを受けており、放置ではなく結構弾いてはいたのでなおさら調律は必要だったんですけどね。
前回はピアノ購入時と数ヶ月後のメンテナンスで、販売店の紹介してくれた人に頼みましたが、今回は自分で探してみました。
お値段よりも不安だったのが、どんな人が来るか。
申し訳ないけれど、生理的に受け付けないタイプのおじさんにピアノをベタベタ触られたり、同じ空間に1時間とかいることになったら嫌だなあ。。。と。
インターネットで地域の調律師を探しメールでコンタクト。
個人のマイスターさん、交通費込みで135ユーロ。
ドイツ老舗ピアノメーカー代理店、170ユーロ+交通費。
ドイツ全土のピアノ関連チェーンストア(?)、交通費込み150ユーロ。
一番返事が早く、お値段も納得できた個人のマイスターさんにお願いしました。
「すみませんが靴カバーを持参していただくか、靴を脱いでいただければありがたいです」と明記して。でないと、お願いする間も無くズカズカ土足で入ってきちゃう可能性が高いので。
時間ピッタリに到着したのは40代前半くらいの感じのいい男性で、ホッと胸を撫で下ろしました(後から思ったのですが、最終的にお願いする時に電話すれば相手の感じもわかってもう少し不安が減ったかなと)。靴もサッと脱いでくれて、ピアノの上に置いておいた除菌スプレーで自ら手を消毒してくれたのもポイント高い。
少し鍵盤を触ってみて「かなり音が低くなっているけど。。。調律してからしばらく経っているでしょう?」と言われ、「ええっと。。。コロナ前なので3年くらい?ですかね。。。」とついウソが口をついてしまったワタシ。
ま、専門家にはバレているとは思いますが 苦笑
1時間くらいで終了。ただ…前回からかなり経っていて、音調整の幅(?)が大きいので、数ヶ月後に再調整が必要とのこと。
事前にネットで「きちんと調律してこなかったピアノは調律後に再調整も必要」と読んでいたので、ああ、あのことね、と納得。
再度の135ユーロの出費は痛いですが、まあ、5年やっていなかったことを思えば仕方ないでしょう、トホホ。