ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

日本で歯のクリーニング、大満足

 


一時帰国中、実家近くの歯医者さんで歯のクリーニングをしました。

100%自己負担で、お値段は。。。

10,240円、約70ユーロ!(レントゲン撮影なし)

 

 

 

 

 

 

日本の人にとってはお高いのでしょうが、ドイツ在住の私にとっては衝撃の安さ‼

ドイツのかかりつけ歯医者さんに尋ねたときは「基本的なクリーニング料金で100ユーロ、歯の状態と必要処置に応じで150ユーロくらいになるかも」ということだったので、約70ユーロとは破格です。

通常はレントゲン撮影の4000円ほどが組み込まれるそう。

ですが私は海外在住で自己負担のため、できればレントゲンなしでとお願いして了承していただくことができました。

 

※母の長年のかかりつけ歯医者さんだったのと、私自身、とくに歯周病や歯痛、虫歯などがなかったのでこのように対応していただくことができました。口腔の状態やお医者さんの方針によってレントゲン必須といわれるところも多いと思いますので事前にご確認ください。

※虫歯など要治療のものが見つかって詰め物をしたりすると、ドイツで詰め物が取れた時に同じ素材がなかったり、歯科医の方針が違ったり、と、ややこしいことになります。

私は帰国1ヶ月ほど前にドイツ歯科医で定期検診を受け、虫歯なしと確認はしていました。

 

流れはといいますと。

帰国1週間ほど前に実家の母にお願いして予約。その際、一時帰国なので全額自己負担、レントゲン無しと希望。レントゲンは口腔状態を見ないと確約はできないとのこと。

 

当日。

歯科医院の基本方針としては初回訪問は問診のみ、クリーニングは別日にあらためて予約だけれど、事情をくんで問診のあとしばらく待合室で待ち、そのままクリーニング開始。

 

歯科医師さんによる口腔状態チェックからレントゲンは無しで大丈夫でしょうとのことで、口内写真撮影。

写真をモニターに映し、状態の説明。

更年期前後の女性の口腔ケア注意や歯周病の危険について簡単な動画を見せてもらう。

 

別室に移り、歯科衛生士さんによるクリーニング処置。

針のようなものを歯茎に刺して歯周ポケットと歯茎の検査。

歯の汚れが染まるピンクの液を塗り、状態を確認してクリーニングを開始。

歯茎トラブルも歯石もほとんどないとのことでしたが、全行程たっぷり2時間ほどかかって終了しました。

最後に、口腔状態のレポートのようなものとケアに関するパンフレットをもらいました。

 

状態は良好だったものの、なんと「噛み癖」を指摘されてびっくり。

これまで自分でも気づかなかったし、ドイツの歯医者さんでも言われたことはなかったのです。

ですが、舌や頬にくっきりと歯型がついており、また歯茎にも噛み癖による隆起(指のペンだこのように)ができているとのこと。下前歯の一部が前に押し出されて来ているのも、長年の噛み癖の影響のように見える、と。

 

あらためて意識してみると、確かに朝起きたときはギュッと口をかみしめていることが多いのです。

ドイツに戻り、噛み癖対策としてマウスピースを購入しました(これは別記事で)。

 

帰国前のネット調査で「自己負担だと大体14000円くらい」との情報は得ていましたが、あまりにも懇切丁寧な処置に、診察椅子で口を開けながら「こんなにしてくれて、1万円台で済むはずがない。いったい、いくらになっちゃうんだろう。。。」と不安で変な汗が(笑)。

最後におススメの小型歯ブラシとフロスも持ち帰ってくださいと差し出され「ひえー!!これもお高い料金になるのでは?」と焦りました。

 

受付で料金10240円と言われたときは、ほぼネット情報のとおりではあったものの、耳を疑ってしまったほど。

小躍りしたい気分で歯科医院を後にしました。

 

歯の状態や歯科医院さんの方針にもよると思いますが、私の日本でのクリーニングは料金、内容ともに大満足の経験となりました。