ほぼ5ヶ月ぶりに髪を切ってきました。
ショッピングセンターの中にあるドイツ美容院で、シャンプー&カットのパック料金、 31.50ユーロ。ブローはセルフでぱぱぱっと乾かすのです!
前回は日本で切ったのでドイツ美容院は久しぶり。忘れておりましたが、安定のドイツ塩サービス。ってか、「サービス」の形容に「塩」っていうのがね、すでにサービスではないですねえ、ははは…
マルクトのお花屋さんはイースター仕様。
新ためて気づいた点を入店から順番に行きますと…
荷物を預けられるロッカーは無し。
マスクをしたままシャンプー。これは今時標準かもしれませんが、水がじゃぶじゃぶ顔にかかり、耳にも入り、そしてマスクの紐もじっとり…
シャンプー台ではありますが、椅子が限りなく垂直に近い。普通の姿勢だと濡らした髪から水が落ちてくるので自分で懸命に顔をあげ続ける…
シャンプーの際、タオルは肩にふわっとかけたもののみ。前はカバーされていないので、セーター前面に飛ぶ水飛沫が気になる。
幸い、ヘアカットは大きな事故もなく終了(ええ、過去にはたくさんの「事故」があったんです、後頭部のかなり上から段を入れられまくってかまやつひろしとか。。。)。
しかし…美容師さんがカットを終えてパッとマントを外してくれたのが乱暴すぎて、マントの上の切った髪がどっさりとわたしのスカートの上に落ちる。
顔にも細かい髪があり得ないくらいはりついている。
美容師さんは悪びれも謝りもせず、わたしがスカートや顔をはらうのを平然と見ていた…
そして驚愕の、かつ、ドイツではよくある仕様のセルフドライヤー。
自分でドライヤーで髪を乾かすのです。
別料金で美容師さんに頼むこともできますが、わたしは美容院のブラシが嫌なのと、カットの後は家に帰るだけにしているので寒くない程度に手櫛でザザザっと乾かすのみ。
だけどね、ドライヤーの電気料金はかかるわけだし、美容師さんはわたしが会計するまで待ってるんですよね。ま、その間、床の髪を掃除したりしているのでこれも効率的、ってことなのかなあ。
さて、入店してからお会計までのお時間は…
きっかり20分!
お会計、31.5ユーロ。
むー、日本的には安くはない、ってか、高い…
germany-midori-cn.hatenablog.com
けれど、日系の美容院や美容師さんに頼むとシャンプー、カット、ブローで平気で50ユーロくらいするし、逆にアラブ系とかのもっと安いところも不安。
そして今回は予約時と入店時にきっちり確認したお値段通りのお会計。
(これまで、何だか知らないけど勝手にされたヘアケアやら、寒いからブローしなきゃダメ!と怒られてブローされた料金が乗せられていたり、コロナ特別料金とやらで突然5ユーロ上乗せされたりと理不尽な目も多々あったのです)
余計な笑顔もトークもサービスも一切なし、ある意味清々しいほどの(?)仕事でしたが、何よりカットには満足だったので、ヨシ。
マスクの紐からじっとりとくる水分を頬に感じ、切った髪が顔についたまま帰宅。
これで満足できるワタシ、ドイツスタンダードだわあ。