ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

雑誌購読キャンペーンにご注意: Sternとの解約トラブル1年の戦い

ドイツ在住でネットショッピングをすると時々出てくるのが雑誌や新聞の購読オファー。

商品を購入する最終ボタンをおすと、「ありがとうございました。発送状況はリンクにて云々。。。」などといったメッセージと共に、購入いただいたお客様への特別オファー、という別ウインドウが開き、雑誌や新聞の1ヶ月無料、とか、雑誌なら3冊無料、などを選べるようになっている仕組みです。

 

こんな感じ。GRATIS=無料、という意味です。

教訓は…タダほど高いものはない!! (苦笑)

 

 


いやー、うち、これが解約できず、結局1年ほど有料購読するというハメになりましたよ。

Shop Apothekeで購入したときに申し込んでしまったニュース雑誌、Sternのオファー。

確か最初の何週間だか、何冊だかは無料、その後は割引価格で継続可能、っていう感じのものだったと思います。

 

紙の新聞はとっておらず、週1回のニュース雑誌を最初は楽しんで読んでいたのですが、そろそろ無料期間終わりだっけ?という頃になってもどんどん送られてきます。

そして半年分の請求書。

もちろんキャンセルしたいのですが。。。連絡先がわからない!!!

請求書には一応メールアドレスが書いてありますが、キャンセル希望のメールを書いても案の定返事なし。

Shop Apothekeとは別会社なので購読関係のトラブルの連絡先は無し。

そもそもの購読申し込み時の確約メールは「no reply」アドレス。

郵送されてくる雑誌のアドレスラベルには顧客番号らしきものがあるものの、コンタクトしたい発送元の情報は無し。

そのうち、あろうことか支払い延滞金まで上乗せされた請求書が郵送されてきました。

そして、その請求書にある購読期間を過ぎても当たり前のようにどんどこ雑誌が送られてくる。

 

夫がいろいろ検索したところ、sternの解約できないトラブルがたくさん出てくるとのこと。

私は「一度払ったお金は絶対戻ってこないんだから払わない方がいい」といったものの、夫は「払わないでどんどん延滞金が増えて訴えられると面倒だからとりあえず払う」と…。

 

で、何度もメール攻撃をして、どこかでやっとこさ見つけた番号に何度も電話して、なんとか通じたら案の定「解約タイミングはxヶ月先のみ」とか何とか…

 

消費者センターやら弁護士に相談するやら打つ手はあるんでしょうが、面倒くさがり屋の夫、向こうが言うタイミングの分まで支払ってしまいましたよ。解約したいと動き始めてから1年弱。本意ではない支払い、2回してしまいました。

それでも、しれっと雑誌と請求書が継続して送られてくるのではとヒヤヒヤしていましたが、どうやら終了できたようです。

こうやって儲けてるんだろうなー。

 

解約詳細をきちんと把握してなかったのが悪いんだけど、こういうサブスク的なサービスが解約できない(しづらい)トラブル、本当に増えてるみたいですね。

 

Sternよりも前に、同じようにネットショッピングからのオファーで新聞4週間とか雑誌3回とかの無料購読をしたことがありました。その時は期間終了後トラブルはなく、解約手続きもせず自動で終わったので同じようなつもりで心配していなかったんです。よく確認せずうっかりクリックしてしまった私が迂闊だった…。

 

もしこういう広告が出てきたら「keine künding nötig」(キャンセル手続き不要=一定期間で自動終了)と明記してあるか、また、トラブルの際の連絡先が明らかか、必ず確認してスクショしておきましょう。

 

…とはいえ、私は購読キャンペーンはもう懲り懲りです。高い授業料でした。