ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

オクラと言ったらルッコラを差し出された…

徒歩圏の地元に小さな八百屋さんがあります。間口が狭くてちょっと入りづらい雰囲気。

けれど、ロマネスコや見たことのないキノコなど、ちょっとエキゾチックな野菜が店頭にあることが多いため、もしやオクラもあるかも?と、思い切って中に入りました。

見渡してもそれらしきものはありませんが、お店の人が「何か探してますか?」

と聞いてくれたので「オクラ、ありますか?」と言うと「もちろん!!」と自信たっぷりに。

やったー、聞いてみるものね。とウキウキしていたら、ビニールに入れてきてくれたのはルッコラ

オクラ。。。ルッコラ。。。

うーむ、私の発音、そんなに聞き取りづらいのかしら。

 

 

トルコ系八百屋さんで購入したオクラ

 

いえいえ、私が欲しかったのは「オクラです」と言うも「なにそれ???」的な困惑した反応。

このお店はイタリア系のようでしたが、オクラはやっぱりドイツやヨーロッパのスタメン野菜ではないですね。

20年ほど前に住んでいたロンドンでもポピュラーではなく、ある日訪れた移民系の街のマーケットで、華やかなムームーのような民族衣装のアフリカ系のおばちゃんの屋台でオクラを見つけ、狂喜して買ったのを覚えています。ちなみに、アフリカ屋台でも、トルコ八百屋さんでも「OKURA」という名で売っていました。

 

ドイツのスーパーでも、気づけば大根、白菜、椎茸、最近はエノキ茸。。。と、和風食材が買えるようになってきましたが、オクラはまだチェーン系スーパーでは見たことがないんですよねえ。

数年前にトルコ系の八百屋さんで無造作に積まれているのを発見しました。

自分で袋詰めして購入します。とはいえ、やはり夏の野菜らしいので、秋冬は見かけられなくなっていきます。

 

そのお店は私の通常の生活圏ではなく、少しお出かけしたショッピングモールの中にあるので、近くに行く際にはなるべく足を伸ばしてオクラをゲット。

茹でて刻んで、納豆に混ぜたりお豆腐に乗せたり、余ったらすぐに冷凍してチビチビ楽しんでます。