ドイツの森の散歩道 2020〜

ドイツ生活はや10年以上。これまでのブログはexcite blog「ドイツの森の散歩道」

dmの保湿クリーム、数年来の不動の定番とハズレだったもの。

この冬は写真の3点のボディークリームを使っていました。

 

 

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写真左、ピンクベージュのパッケージは以前も記事にしたことがある、マカデミアナッツ配合のボディーバター。このパッケージの色合いと優しい香り、使用感、全てお気に入り。テクスチャーはニベアの青缶と同じ位かな。こっくりしていますが、肌なじみが良くわりとすぐに浸透します。もう4年以上リピートし続けていたことが判明。以前の記事。

 

midorixde.exblog.jp

 

こちらのミニサイズはばらまき土産に最適。消えものですし、今では私の母にも女友達からもリクエストされるほどです。

 

 

 

もう一つも数年来の定番、マリーゴールド軟膏。

 

テクスチャーも使用用途も、ほぼワセリンと同じ。寝る前に乾燥した唇や肘膝かかと、乾燥がひどい時にときには顔の目元、法令線周り、眉間にも薄くのばしています。軽い火傷も充分冷やした後にこのワセリンを厚く塗ってサランラップでぴったりと包んでおくと、肌に火傷痕が残りません。

 

こちらも3年前に記事にしていました。

midorixde.exblog.jp

 

 

新しいものを試したいと使ってみたのが中央のピンクの商品、ローズウォーターとクコの実エキス配合の乾燥肌用ボディークリーム。

 

 


ローズウォーターに惹かれて買ってみました。テクスチャーはマカデミアナッツボディーバターより柔らかいのにもかかわらず肌に塗ってから浸透が悪く、白いクリームがなかなか吸収されていかないのがストレス。もったいないのでこのパックは使い切りますが、リピートは無しかな。

 

 


 

 

カリモチ食感がたまらない、簡単白玉粉パンケーキ

モッチモチの和菓子が大好きな私。

 

白玉粉入りのパンケーキをつくりました。

 

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あんこは先日炊飯器で手作りして冷凍しておいたもの。白いのはクリームチーズ

 外側はカリッ、中はモチモチのパンケーキ❣️

 

www.germany-midori-cn.com

 

 

 

日本で食べたコンビニの白いもっちりどら焼きと食感が似ています。

ああいうモチモチは日本で食べるものと思っていたので、我ながら感動〜!
パンケーキとはいえ、これをどら焼きのように手づかみでほおばりました。はあ、幸せ。

 

 

 

 

レシピはクックパッドで偶然見つけたこちら。

 

cookpad.com

 

今のところつくレポはついていませんが、1人で100レポしたいくらい美味しかったです。私の定番レシピ決定。…というか、数日後に早速またつくりました。

 

 

白玉粉はアジアショップで買ったこちらです。

 

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難しく考えないで日々楽しく!アラフィー、よかった本3冊。

 

日本からの取り寄せやkindle paperwhiteで本を読みまくっている最近。

アラフィーの私に特に印象に残った本3冊。

 

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新聞の書評で知った本。

1945年6月に、16歳で広島から大阪に出てきた中村さん。同業である医師とお見合い結婚、2児を出産して専業主婦、親との同居、アルコール依存でモラハラ的な夫と離婚を見据えながらの日々を重ねつつ70年以上にわたり精神科医として多くの人と向き合ってきた方です。

 

バリキャリのハシり、しかも医師。さぞかし意思も向上心も強く自分自身にも厳しい方かと思いきや… ゆるっと温かい言葉に溢れている本です。

 

目次だけでも心強くなりませんか?

 

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印象的に残った言葉。


自分はこんな仕事をすべき人間ではない、なんてたいそうに考えるからおかしなことになってしまうんです。

「まあこれくらいやってやるか」「今はそういう時なんやな」と変に力まず受け入れてしまった方がラクですわ。お金のために働く、でええやない。日々たんたん。   

 

お次はTwitterでに人気となった、歌舞伎町のゲイバー店員さんの本。

 

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Twitterや店員として働くバーで様々な人に悩みを打ち明けられての言葉。

 


「いろいろ頑張らなくても意外と死なない」ということね。どんなに

ごちゃごちゃ考えたってね、選べるのは「やる」「やらない」のどっちかしかない。

 お店のお客さんとかのいろいろな悩みも聞くけれど、もっとシンプルに

生きれば楽なのにってお伝えしてる。やりたいことはやる、誰になんて

言われてもやる。やれなかったことは、やれなかった自分が悪いんだから

不幸だと思わない。やれるように努力する。全部これで解決すると思う。

元も子もないわね。だけどそれしかないのよ。  

執着を捨てれば、人生はどこでも、なんでも楽しくなるわ。

「これがある」を見すぎるから「これがない」が気になるの。無がいちばん楽よ。」

 

「結婚できないかも」「仕事続かないかも」とか、見えもしない

ゴール周辺のことだけでうだうだ悩むのは無駄! 

それなら夕飯の献立にでも悩んで、明日の健康を手に入れるほうが

よっぽど生産的だと思うわよ。」

 

 

最後は横森理香さん。

彼女は私より少ーし年上なので、彼女の本を読むとやがて来るかもしれない心身の変化への心構えができる感じ。キラキラエイジングやイケイケ美魔女を目指すのではない。現実的でいて、でも、できる範囲でヘルシーにポジティブに歳を重ねましょ、という姿勢が共感でき、40代からいろいろ読んでいます。

 

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印象に残った言葉。

 


 五十年も生きてくればわかります。人生、深刻になりすぎていいことなんてあまりないのですよ。

そして、加齢とともに、深刻になる気力・体力、持続力も目減りします。  

 だからそんなことより、今日一日をごきげんで過ごすことが大切なのです。

 それがアナタの心身の健康を増進します。生きる力を、養えるのですよ。

 これから先を生きていく底力と言うか。 

「なによ、一人でへらへらしちゃって、あんただけ、楽しくていいよね!」  と罵倒されても、気にしないことです」

 

 いずれも、読むとフッと気が明るくなって、楽しいことやってみよう!って気持ちになります。気が向いたら読んでみてください。

 

カーニバル、政治風刺の山車に感じる日独文化の溝

 

 

例年はブラスバンドやバトントワラーズ、様々な団体の行進や工夫を凝らした山車とそこから投げられるお菓子、仮装して集まる人々で賑わう2月のカーニバル。

 

今年は多くはコロナ禍で中止になったそうですが、デュッセルドルフのカーニバルの政治風刺の山車の写真が新聞に掲載されていました。

 

(今年は混雑しないよう、人の行進やお菓子撒きはせず、山車だけが距離を空けて街を回ったそうです)

 

 

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…なんかね、毎年のことですが、こういった政治風刺、純粋に面白いとは思えないし、好きじゃないんですよ。下品で、イヤーな感じ。

 

ドイツ人はこういうの大喜びの大笑いなんだな、ってのもわかるんですが…

フランスの風刺画も国際社会で物議を醸しますが、ドイツだってなかなかエグい。

 

表現の自由、とか、政治や世相を斬る!といっても、どうにも承服できないこの気持ちは何だろう?

と思っていたら、腹落ちする記事を書いてくださってたのは日独ハーフのサンドラ・ヘフェリンさん。

 

2015年、フランスでのイスラム風刺画に端を発するテロ事件の背景にある文化の違いについての考察で『欧州のような「言論の自由のためには、相手が傷つくかもしれない事にイチイチかまってはいられない」というな考え方』との部分にはもう素直に150%同感。

自分がドイツで受けた経験(屈辱)を重ねつつ苦笑を禁じえませんでした。

 

half-sandra.com

young-germany.jp

 

以下、記事から一部抜粋。

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今回の風刺画問題を考えるとき・・・「自分たちにとっての文化」が果たして「相手にとっては受け入れられる文化なのかどうか」というのが論点になってくる

個人的に思うのは、風刺画も含む「冗談」って、「そこそこ仲が良い」「そこそこ関係が良い」からこそ成り立つ部分もあると思うのです。

イスラム世界や日本では風刺画という文化は、実質的にはないに等しいです。

 そんな、日頃から風刺画に慣れておらず、風刺画にあまり縁のない人たち(イスラム教徒の人々)が、自分たちの信じる宗教を、風刺画によって面白おかしく茶化されたら、深く傷つく、というのもよく理解できるのです。(だからといって過激派がテロを起こすのは論外ですが。)

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 今回は宗教や民族を風刺するものではありませんが、サンドラさんの記事は、欧州の「風刺画」に対する、私の腑に落ちない思いを代弁してくれたような思いがしました。

炊飯器で簡単、感動のあんこ作り

炊飯器であんこを作りました。初の試み!

小豆1カップに、お水を3カップ

つけておいたりせず、すぐに玄米モードでスイッチオン。

途中、心配で蓋を開けたら水が足りなそうだったので少し足してかき混ぜて続行しました。

1度目の炊き上がり。

 

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充分ほろりと柔らかくなりましたが、こし餡ぽく滑らかにしたいので、お砂糖1カップと被るくらいの水を足して普通のお米モードでもう一度。ブラウンシュガーと普通のお砂糖半々くらいで。

 

 

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参考にしたのはこちらのレシピ。

cookpad.com

 

いやー、簡単で感動!!!
これまで、前日から保温ボトルで仕込み、半日はお鍋につきっきり覚悟で臨んでいたのは何だったのか…。

玄米モードと普通モードの2度なので時間はかかりますが、スイッチポンですからね。

炊き上がったあと、テクスチャーが少し硬めだったのでお湯を足し、ハンドブレンダーでガーッと混ぜました。

 

 

 

 

 

小豆1カップでこれだけできました。

 

 

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www.germany-midori-cn.com

 

 

以前、「炊飯器で作るケーキ」を試して大失敗だったので、炊飯器を使ってあんこ、は盲点だったのです。

 

今後はあんこ作りは炊飯器に決定!!!
あんこトーストは安泰!!! 笑

 

レシピ通りのお砂糖1カップは少々甘すぎだったので、次回はお砂糖8割くらいで作ってみるつもり。

テスラで時速200kmの高速教習…おドイツ、さすが。

先日、高速の3車線の中央レーンを時速120kmほどで走っておりました。

すると、左後方からビューン!とかなりの速さで近づいて来て、あっという間に追い越していったVWの四駆。

見れば車の上に「Fahrschule」(運転教習所)とサインがついています。

え?教習なのにこんなスピード出してんの? おそらく180km以上は出していたでしょう。

運転席には教官の隣でハンドルを握る金髪の女の子がチラリと見えました。

ひゃー、女の子でも大胆なのねえ…

 

 

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家に帰って息子にこの話をすると「それ、ドイツの教習はやらなきゃいけないんだよ」と。

息子の同級生(18歳)の高速教習はなんとテスラで時速230km出したんだそうな。

 

高速道路で速度無制限の場所もあるドイツ、高速教習で200km以上は経験のために普通(必須?)なのだそうです。

ああ、恐ろしい… 

 

ドイツの子たちは、小さい頃から親の車で相当なスピードには慣れているのだろうけれど、経験ないのに怖いもの知らずなティーンエイジャーの子の高速教習って怖すぎ。

教官はまさに命懸けだわね。

 

 

 

 

 

 

ドイツでは貴重なマロングラッセをネット買い

 

マロングラッセが大大だ〜い好き…

流石に毎日食べたいものではありませんが、栗の季節には恋しくなります。

 

ところが。

ドイツではほとんど認知されていない感じなのですよ。

イタリアやフランスではポピュラーなものらしいのに、さらには日本でも普通に手に入るのに、やっぱりドイツ ったら…ブツブツ…。

 

 

 

 

お隣の国のものなのだから、どこかにはあるはず!と、高級食材店やイタリア、フランス系のお店で探すも、見つけた試しがありません(ベルリン やミュンヘンならあるのかしら…?)

 

これまでは冬にフランスに旅行する機会があればデパ地下やスーパーでマロングラッセを買い込んで、大事に大事にチビチビいただいて一冬越していました。

 

が、今年はそんな機会もなく。

 

ネットでやっと見つけました〜

 

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https://www.franzoesischkochen.de/shop/

 

ドイツで食材オーダーは若干心配ではありましたが、腐るものではないし思い切ってポチ。

上記の2点購入、送料6ユーロくらい。フランスに危険を冒して行くことを思えば、安い安い…と自分に言い聞かせ笑

めちゃめちゃスムーズに届きました。

 

もし買う方がいらしたら、お得な「崩れマロングラッセ」の方をお勧め!
たしかに崩れているとは言えど、想像していたような1cmもないようなカケラ状ではなく、かなり大きめな粒がゴロゴロしています。十分満足。

 

 

 

 

 

 

ちなみに夫はこういうのにもともと興味無し。一粒、断腸の思いで食べさせてあげましたが、あとは私の隠し場所へ…(視界に入らなければ、絶対に忘れてくれてる)

コーヒーや紅茶を淹れて、1人至福のカフェタイムです 笑